不動産の税金
もくじ
1.都市計画税とは
2.宅地等についての特例
1.都市計画税とは
都市計画税とは、都市計画事業や土地区画整理事業にかかる費用の一部に充当するため、市町村が課す地方税です。市街化区域内の土地・家屋が課税対象で、税額を算出するには固定資産税評価額を基準とします。
都市計画税は、固定資産税と一緒に納税通知書が送付され、固定資産税と併せて納付します。
■税率
課税標準額×0.3%です。
0.3%を基準として、各市町村が条例で税率を決めるため、自治体により異なる場合があります。
■課税標準
●固定資産税評価額が課税標準額となります。
●土地については固定資産税と同じく負担調整措置があり、調整後の額が課税基準額となります。
●建物について、固定資産税と同様の軽減措置をとっている自治体もあります。
2.宅地等についての特例
■住宅用地に対する課税標準の特例:住宅用地については、次の額を課税標準とします。
●200㎡までの小規模住宅用地の部分…評価額×1/3
●200㎡を超える一般住宅用地の部分…評価額×2/3
■土地に係る都市計画税の負担調整措置:固定資産税と同じです。