「不動産売りたいけど、どれくらいの時間が必要なのかな」「全然売れない…何で売れないのかな」などと悩んでしまいますよね。
売却活動を開始したは良いものの、一向に購入希望者が現れないのは不安になります。
なので、今回は不動産売却が長引いてしまう方に向けて、長引く原因と対処方法について解説しました。
この記事を読んでいただき、売却を成功させるための参考にしてみてください。
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不動産の売却を決めてから、実際に物件を引き渡すまでにかかる期間は3~6か月ほどが目安です。
そこから、住宅の種類や事情により短くなったり、伸びたりすることを把握しておきましょう。
不動産売却から物件引き渡しまでの流れ
主な流れとして、2週間〜1か月程度の期間で不動産会社に査定をしてもらい、不動産会社と売却をおこなうための契約をします。
そして、売却活動を開始し、購入希望者が見つかった段階で価格決め(価格交渉)までおこないます。
目安として、売却活動から価格決めの間まで3〜6か月ほどの期間が必要になることを把握しておきましょう。
最後に、売買契約を締結すると同時に、手付金を受け取ります。
購入者が住宅ローンを利用する場合は、ローン審査などで2週間〜1か月ほどの期間を必要とする可能性があります。
物件引き渡しのタイミングとしては、住宅ローンの一回目の返済がおこなわれた時点で引き渡しを実行します。
期間としては3〜1か月ほどを必要とします。
不動産売却が長引いてしまう原因
ここでは、不動産売却が長引いてしまう原因として、よくある原因をご紹介していきます。
不動産は価値の変動が大きいため、さまざまな原因が考えられますが、今回ご紹介する原因であることが多いです。
原因が特定できないと効果的な対策が打てない場合が多く、機会損失が増えてしまいます。
売却する前に理解しておくべきことですので、しっかりと把握しておきましょう。
築年数がたっている場合
築年数がたっている中古物件の場合は惹かれる要素が少なく売れづらいでしょう。
一般的に、築年数が15年以上経っていると、魅力がないものと認識されます。
また、築年数が経った中古マンションなどは、購入した際に金融機関からの融資を受けにくい特徴があります。
なぜかというと、金融機関は老朽化の進んでいるマンションなどは担保としての価値があまりないと判断するからです。
一戸建てや土地のとき
なぜ、一戸建てや土地の場合の売却が長引いてしまうのかというと、隣地との境界線があいまいな場合が多いからです。
こういった曖昧な境界線を明確にするために、測量士などによる測定の期間が別途かかってしまいます。
一戸建てや土地の場合、境界線が明確に決まってから、売却活動を始めます。
なので、購入希望者がいない場合もありますが、このように売りに出すまでの期間が思っているよりかかるという場合もあります。
買主が見つからない
当然、買主が見つからない場合は購入してくれる方がいなく、売却ができません。
不動産は時期によって購入が殺到する時期、そうでない時期があります。
3月や10月といった進学や転職、就職が活発になる時期は方の移動が多く、売れやすい時期といえます。
ただ、そうでない時期だとそもそも買主側の人数が少なく売れないということも考えられます。
値段を高くしすぎている
不動産にも相場価格というものがあります。
相場価格から大幅に外れて高額になっている場合、購入を検討している層は適正価格の方に流れてしまうでしょう。
高く売りたいという気持ちがあるのはわかりますが、相場から大幅にずれた価格を設定すると、購入を検討する方が見つかるまでに時間がかかるでしょう。
また、近年は中古の物件を値段重視で安く買い、自分自身で自由にリフォームをおこないたいという方が増えています。
以前は、リフォームしてから売ると高く売れるとありましたが、こういった価値観が異なる方が増えてきたのも現実なので、考えを改めてみるのも良いでしょう。
立地が悪く需要が少ない
場所が田舎だったり、住んでいる方がほとんどいないような場所だったりすると、購入したいという方は見つかりづらいでしょう。
また、ショッピングモールが山一つ越えないといけなかったり、生活必需品が買える場所が近くにないという場合も不便さの面から購入したいという方は見つかりづらいでしょう。
立地だけでなく、治安なども関わってくる場合はありますので、売りに出す際にそういったマイナス面はないのか把握しておきましょう。
競合が多い場合
同じような物件がある場合は売れにくい場合が多いです。
そういった状態になると、条件が良いものから売れていくようになります。
たとえば、特定のエリアに同じような賃貸マンションがあるとします。
そういった場合に購入者側は条件が同じなら価格が安い方を選ぶことが多いですよね。
そのため、価格をいかに下げるかということをしないと売れない場合も出てきます。
市場の需要は地域によって変わるので、自身の地域についてもどんな需要があると良いか考えてみることもおすすめです。
住宅ローンの返済が終わっていない
住宅ローンを組む際に、「抵当権」というものを契約します。
抵当権は住宅ローンの返済を終えることで抹消できますが、抵当権を抹消できていない場合、住宅の売却はできません。
また、抵当権は返済が終わったら自動で消えるものではなく、抹消のお申し込みをすることによって消えますので注意しましょう。
ローン残債が残った状態での売却も可能ではありますが、前提として抵当権の抹消が必要です。
売却した資金の一部を利用して、ローンの完済ができる場合は抵当権の抹消手続きをおこなって売却することができます。
ローンの完済ができない場合、残った残債を自己資金で返済していくことになります。
ローン残債がある状態で売却を考えている方は「売却価格でローンの返済が完了するか」ということを年頭に入れておきましょう。
不動産売却が長引く場合の対処法や対策
ここでは、不動産売却が長引いてしまう場合の対処法と対策についてご紹介していきます。
不動産の売却が長引いてしまう原因が特定できたとしても、対策方法を知らない状態では不安ですよね。
また、できるだけ早く現金化したい方向けの対処法も紹介していますので、ぜひ、参考にしてください。
販売価格を抑える
自身の設定している買取価格が相場と比べて高い場合、一度相場レベルの適正価格に戻してみましょう。
やはり、購入者側から見ても相場より高い物件は、損をするかなと考えてしまう可能性が高く適正価格に流れてしまいます。
住宅などは所有し続けるほど価値や値段は下がってくるので、早めの行動がおすすめです。
販売価格を下げることで売れやすくなるのは間違いありません。
不動産会社に買取をしてもらう
早く現金化したいという方は不動産会社に買取をしてもらうことも視野に入れておきましょう。
買取の場合相手は不動産会社なので、購入者を探す必要がなく、現金化までのスピードが最速です。
そして、買取の場合、査定価格がそのまま売却価格となりますので、手続きなども通常に比べてすごく簡単です。
ただ、相場の7~8割程度が売却価格となりますので、どうしても早く現金化したいという方におすすめの方法です。
まとめ
今回は、不動産の売却が長引く原因を中心に解説してきました。
売れなくても仕方ない場合がありますので、最終手段として不動産会社に買取をしてもらうことも考えておきましょう。
自身で原因が特定できた場合は改善に向けて行動していきましょう。
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